◆◆◆◆◆ ごあいさつ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
札幌義歯研究所の宮本と申します。
早いもので義歯一筋で約25年になります
技工学校を卒業後、とにかく多くの臨床を経験してみたいとの思いで大手コマーシャルラボに10年間勤務しました。そこでは義歯の製作工程すべてと金属床をメインに仕事をさせていただきました。個人、小規模ラボでは一生かかっても体験できないであろう何百、何千という数の金属床、何万本もの維持装置、排列など思いっきり体験させていただきました。在職中に初めて立ち合いをさせていただいたのが軟パラで有名な塩田博文先生の歯科医院でした。右も左も分からない私を一週間も研修をさせていただいた塩田先生、当時の所長、上司、同僚、会社には本当に感謝しています。10年の勤務後、自己完結型で仕事をさせていただける小規模ラ
ボに勤務し35歳で開業しました。
高校時代にラグビー部に所属していた影響で好きな言葉は
「One for all,All for one」 「Never give up」です。
私は食べる事が大好きです。
食事とは生きていくうえでは欠かせない行動です。
そして食事とは家族、友人との最良の
コミュニケーションをとる手段の一つではないかと思っております。
作り手が食べていただく人の顔を思い描いて精一杯の愛情を込めて一つのお皿に盛り込む。
それにより食す側と一つのお皿で通じ合えて、
その料理を通して会話が弾む。
お腹いっぱいに食べられたら気持ちも豊かになり明日への活力に
なるのではないでしょうか。
そんなときに入れ歯の調子が良くないと、楽しいはずの食事が苦痛になり気持ちも落ち込んでしまうのではないかと思います。
◆◆◆◆◆ 歯科技工士になった理由 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
17歳の高校2年生の頃に学校案内などを見ていた時に歯科技工士という職業を知りました。
その頃、テレビで見た三國清美シェフがかっこよくて料理人になろうか迷っていました。
あるとき三國シェフがテレビのインタビューで「1度でもタバコを吸った事がある人は微妙な味が分からないからプロの料理人としては失格だ」というのを見ていまして、いたずらでタバコを吸った事があった私は「料理は趣味で出来るから」と自分に言い聞かせプロになる道を挫折しました… さすが世界のMikuniさんです。
祖父が宮大工だった影響か物を組み立てたりするのが好きだったので、大工もいいな?とも思ったのですが高い所が苦手なものであっさり諦めました。
両親が入れ歯で非常に辛い想いをしているのを目の前で見ていましたので歯の大工さん?になりました。